株式会社和光商事:和光葬儀社

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【連載】散骨の基礎知識

第一回:散骨とは何か
■有名人もお墓ではなく「散骨」を選ぶ時代に
散骨とは、遺骨をお墓に納めず、粉骨した上で海や山などに撒く葬送方法のことで、自然葬と呼ばれたりしています。 近年ではお墓を持たない方が増えてきていることから、散骨を選ぶ方も多くなってきています。 一般の方だけではなく、最近では宇多田ヒカルの母親である歌手・藤圭子さんも本人の遺志により海へ散骨されました。お墓はありません。 その他、映画監督の新藤兼人さん、落語家の立川談志さんなどの有名人も散骨されています。 芸人の横山やすしさんは、本人の希望によって遺骨の一部が競艇場に散骨されました。 お墓離れが進む一方で、注目されているのが「散骨」なのです。
■間違った散骨で逮捕者も
「わたしが死んだら、骨は海へ流してほしい」「想い出の山に埋めてほしい」などのフレーズはドラマの中でよく見聞きするものです。 身近な方から直接告げられたことや、自分から誰かに伝えた方もいるかもしれません。 そのため「骨は海に流したり、山へ埋めたり、自由に埋葬していいもの」と思っている人もいるでしょう。 しかし、遺骨は法律上「死体」と同じとみなされるときがあります。無秩序に散骨を行うと「違法行為」をしてしまう恐れもあり、最悪の場合、逮捕されてしまう可能性もあります。実際に逮捕者も出ています。
2015年、東京都内にあるスーパーで、経営者の許可なく妻の遺骨を撒いたとして68歳の夫が、死体遺棄と器物損壊罪にて逮捕されました。 2010年には、両親の遺骨をおさめた骨壺を車の中に置いたまま、車輌をパチンコ店の駐車場に放置したとして、46歳の息子が死体遺棄容疑で逮捕されるという事件がありました。 いずれも「死体、遺骨、遺髪、または棺内に蔵置した物を損壊、遺棄または領得した者は、三年以下の懲役に処する。」と定めた刑法190条(死体等遺棄罪・明治40年公布)に触れています。
私有地の散骨なら可能? 海や河川、山、空に散骨するときは許可が必要? レジャー施設への散骨は許可をもらえるもの? 散骨についてわからないことがあれば専門の業者へ相談してみるとよいでしょう。
【連載】散骨の基礎知識 目次
【第一回】散骨とは何か

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